专利摘要:
受容者に合わせて医療インプラントを調整するための方法及びシステムが開示される。医療インプラントは複数の刺激チャネルに亘って受容者の生理学的システムを刺激するよう作用する。本方法は複数の刺激チャネルについての初期刺激プロファイルを決定しそして初期刺激プロファイルの形状或いは輪郭を変更することにより調整刺激プロファイルを決定するステップを含む。
公开号:JP2011505994A
申请号:JP2010538276
申请日:2008-12-17
公开日:2011-03-03
发明作者:ボトロス、アンドリュー
申请人:コクレア リミテッドCochlear Limited;
IPC主号:A61F11-00
专利说明:

[0001] 本出願は2007年12月18日に出願された「蝸牛インプラントの調整のための方法及びシステム」と題するオーストラリア仮特許出願番号2007906933号による優先権を主張し、それはここにおいて参照される。]
[0002] 本発明は一般に受容者の生理システムを刺激する医療インプラントの構成に一般に関係し、より詳しくは蝸牛インプラントの調製に関する。]
背景技術

[0003] 種々の治療の恩恵のために受容者に電気刺激を放つ多くの医療インプラントがある。例えば、オーストラリア、シドニーのコクレア社により製造されるような、蝸牛インプラントが開発されて音を知覚する能力に感覚神経上の聴覚機能の低下のある受容者に提供されてきた。正常で健康な耳の蝸牛の聴覚細胞は音響信号を神経衝動に変換する。蝸牛聴覚細胞の不在或いは損傷による全くの聾者は通常の聴覚補助システムからは適切な助けが得られない。蝸牛インプラントはそのような人々に音を知覚する能力を提供するために開発されてきた。]
[0004] 蝸牛インプラントは典型的には互いに協働する体外コンポーネント及びインプラント或いは体内コンポーネントを備えて受容者に音感覚を与える。体外コンポーネントは伝統的に、話し言葉及び周辺雑音のような、音を拾うマイクロフォン、拾われた特定の音、特に話し言葉を選択してコード化信号に変換するスピーチ・プロセッサ、バッテリーのような電源、及び、体外発信アンテナを含む。]
[0005] スピーチ・プロセッサにより出力されたコード化信号はインプラントされた受信装置/刺激装置ユニットに径皮的に伝達される。この径皮的伝達は、受信装置/刺激装置ユニット内に配置されたインプラント受信アンテナと交信するように配置された体外発信アンテナを通じて行われる。この交信はコード化された音の信号を発信するとともにインプラントされた受信装置/刺激装置ユニットに電力をも提供する。]
[0006] インプラントされた受信装置/刺激装置ユニットはコード化された信号を処理して蝸牛内部の電極アレイにコード化された音の信号を伝達する刺激装置をも有する。電極アレイは電気的刺激を聴覚神経に適用して拾われた元の音に対応する聴力感覚を作り出す複数の電極を典型的に有する。]
[0007] 体内コンポーネント(受信装置/刺激装置ユニット及び蝸牛内電極アレイ)の外科的インプラントに続いて、蝸牛インプラント・システムは個々人の受容者のために修正(調整)されなければならない。この修正処置はインプラント後の数週間に聴覚専門家により行われる。]
[0008] この修正処置の重要な側面は蝸牛インプラント・システムの正常な動作のために要求される受容者に特有な多数の入力修正変数の収集及び決定である。決定に必要な2つの入力修正変数は電気刺激の音感閾値レベル(Tレベルとして知られる。)、及び電気刺激の最大快適レベル(Cレベルとして知られる。)を含んでいる。T及びCレベルは共に各電極チャネルについての電気的刺激の「ダイナミック・レンジ」を定める。]
[0009] Tレベルは受容者が最初に音の感覚を聞き取るレベルとして定義され、受容者が刺激を聞く最も低いレベルである。Cレベルは各電極について最大の許容可能な刺激レベルを設定し、受容者にとって不快な音量を生成しない最大刺激として定義される。]
[0010] 通常、T及びCレベルは受容者と伴に臨床医により手作業で決定される。インプラントの各刺激チャネルについて、臨床医は刺激パルスを適用し、そして結果として生じる音のレベル及び快適さについて受容者からの指摘を受ける。]
[0011] 図2を参照すると、臨床的調節手順により決定されるような22電極システム内の各電極210についてのT及びCレベルのための調整メモリが模式的に示されている。電極アレイを横切るT及びCレベルの設定はTレベル・プロファイル220及びCレベル・プロファイル230を夫々設定する。Tレベルが低すぎに設定されると、知覚され得ないような刺激が印加される。Cレベルが高すぎに設定されると、受容者は刺激され過ぎて、受容者にとっては痛み及び損傷にもなり得る。] 図2
[0012] この術後の修正或いは調整工程は非常に時間を労するものであり得る。適切な難聴治療の基幹施設及び又は熟練した臨床医が不在の場所では、蝸牛インプラントが所与の受容者には適切に調整されないかもしれない。加えて、この術後の修正過程は主観的評価に依拠しているので、小児、予め舌音で耳の聞こえない或いは先天的に耳の聞こえない受容者は、刺激パルスから生じる聴力感覚の正確な印象を提供することがしばしば不可能である。これは更に調整工程を複雑化し、適切に調製されない蝸牛インプラントという結果を招きかねない。]
[0013] 図3を参照すると、調製工程の効率を改善する試みにおける1つの手法が別のタイプのプロファイルの形状に基づく1つのタイプのプロファイルの形状に基礎を置いてきた。この手法の一例が調整メモリ300に示され、Cレベルのプロファイル330の形状(即ち、電極対電極のレベル変化)が最初に対応するTレベルのプロファイル320に一致させられる。この一致化工程に続いて、Cレベルのプロファイル330はそして受容者にとって快適な音量が達せられるように変化させられる。] 図3
[0014] 従って、Cレベル330はTレベル・プロファイル320の形状及び変化量ΔSにのみ基づく。こうして、Cレベル・プロファイル330についての隣接する電極間の刺激レベルの相対的相違はTレベル・プロファイル320に従って維持される。従って全体的な平均的刺激レベルだけをΔS変化により操作されるのを必要として快適音量が達成される。]
[0015] 別の手法では、聴覚システムの客観的評価が蝸牛インプラントの修正作業の簡略化のために採用されている。蝸牛インプラントの客観的評価は電気誘発複合作用電位(ECAP)、電気今聴性脳幹反応(EABR)、或いは音響反射(ESR)のような、聴覚システムに関連した生理学的信号を含む。聴覚システムのこれらの物理的特徴は、Cullington H.E.Cochlear Implants: Objective Measures, London, Whurr Publishers, 2003に詳細に述べられている。]
[0016] これら及びその他の物理的特徴は検知可能な応答を誘発するに必要な最小刺激レベルが各電極毎に決定され得るところの神経応答遠隔計測(NRT)を採用するCochlear(商標)・Nucleus(商標)のような蝸牛インプラントを採用することにより計測され得る。遠隔計測方式は蝸牛インプラント内の遠隔計測能力を可能にして受容者の生理学的システムの種々の物理的特徴を計測する。]
[0017] この遠隔計測方式では、インプラントされた電極アレイがテスト刺激を生成して受容者の生理システムの神経応答を計測するために用いられる。テスト刺激は多数の「刺激チャネル」により発せられる。例えば、電極アレイ内の特定の2つの電極間の刺激電流の発生はチャネル1を介する刺激として定義され得る。同様に、刺激発生に含まれる電極の他の組合せもまた他の刺激チャネルを定義する。遠隔計測装置の例が米国特許題,758,651に述べられている。これらの客観的に計測された閾値のプロファイルは置換され得る別のタイプのプロファイルを構成する。]
[0018] ここで図4を参照すると、客観的閾値プロファイル440に匹敵するTレベル・プロファイル420及びCレベル・プロファイル430についての調整メモリ400が模式的に示されている。この例では、ECAP閾値は各電極410について計測され、ECAP閾値プロファイル440に帰着する。そしてTレベル・プロファイル420及びCレベル・プロファイル430がECAP閾値プロファイル440から一定のずれΔS1及びΔS2により設定される。これらのずれは信号チャネル、典型的には、中周波数チャネルにおいて臨床的に測定されて決定され、そして全てのチャネルに亘って適用される。] 図4
発明が解決しようとする課題

[0019] しかしながら、この手法は蝸牛インプラントの臨床的調整に要する時間を短縮する効果を有するものの、明らかに多くの不利益を招いている。第一の不利益は第1のレベル(典型的には客観的に測定される或いは臨床的に決定される閾値レベル)において決定されるプロファイルの形状は異なる全体的平均或いは刺激レベルにおいて決定される第2のレベルでのプロファイルの形状に関連するであろうという想定である。これは刺激レベルに依存する聴覚システム内の変数を考慮に入れていない。]
課題を解決するための手段

[0020] 本発明の一態様として、医療インプラントを受容者に合わせて調整するための方法が開示され、この医療インプラントは複数の刺激チャネルに亘って受容者の生理システムを刺激するよう作用する。この方法が備えるのは、複数の刺激チャネルについての初期刺激プロファイルの決定、及び、初期刺激プロファイルの形状を変更することによる調整刺激プロファイルの決定である。]
[0021] 本発明の第2の態様として、医療インプラントを受容者に合わせて調整するためのシステムが開示され、この医療インプラントは複数の刺激チャネルに亘って受容者の生理システムを刺激するよう作用する。このシステムが含むのは、複数の刺激チャネルについての初期刺激プロファイルを決定するための計測手段、及び、初期刺激プロファイルの形状を変更することによる調整刺激プロファイルの決定するための処理手段である。]
図面の簡単な説明

[0022] 本発明の説明的な実施例が付属の図面を参照してここに記述され、ここにおいて、
本発明の実施例によりに好都合に調整され得る例示的蝸牛インプラントである。
蝸牛インプラントの受容者からの直接的測定により決定されるようなT及びCレベル・プロファイルを表す電極数の関数としてのT及びCレベルの図表である。
Cレベル・プロファイルがTレベル・プロファイルのシフトされたものであるところのTレベル及びCレベルの図表である。
Tレベル・プロファイル及びCレベル・プロファイルがECAP閾値プロファイルのシフトされたものであるところのTレベル及びCレベルの図表である。
本発明の第1の説明的な実施例に従う医療インプラントを調整するための方法のフローチャートである。
初期刺激プロファイルから調整刺激プロファイルを決定するための方法の種々のステップの一部を模式的に表す。
初期刺激プロファイルから調整刺激プロファイルを決定するための方法の種々のステップの一部を模式的に表す。
初期刺激プロファイルから調整刺激プロファイルを決定するための方法の種々のステップの一部を模式的に表す。
初期刺激プロファイルから調整刺激プロファイルを決定するための方法の種々のステップの一部を模式的に表す。
本発明の説明的な実施例に従う決定された調整刺激プロファイルの形状における刺激レベルの増加の効果を表す。
本発明の説明的な第2の実施例による蝸牛インプラントの臨床的調整のための方法のフローチャートである。
本発明の説明的な第3の実施例による蝸牛インプラントの臨床的調整のための方法のフローチャートである。
本発明の説明的な第4の実施例による蝸牛インプラントの臨床的調整のための方法のフローチャートである。]
実施例

[0023] 図1を参照すると、蝸牛インプラント・システム185は体外コンポーネント組立体100及び体内(或いはインプラントされた)コンポーネント組立体124を備える。体外コンポーネント組立体100は伝達コイル130に接続された耳かけ(BTE)スピーチ・プロセッシング・ユニット126を備える。BTEユニットはBTE内の電子機器により処理されてコード化信号を生成することとなる音を感知するためのマイクロフォン125を含む。バッテリー(図示せず)のような電源からの電力とともに、コード化信号体外伝達ユニット128に伝えられる。] 図1
[0024] 体内コンポーネント124は体外組立体100から電力及びコード化信号を受信ユニット132から受信して刺激ユニット120に伝達してコード化信号を電極アレイ140に沿って適用する体内コイル(図示せず)を有する受信機ユニット132を含む。電極アレイ140は渦巻き状部位122において蝸牛116に入り、蝸牛116に実質的に揃えるべく配置された、1つ或いは複数の電極142を有する。]
[0025] 蝸牛116には特定の周波数領域における聴覚的及び又は或いは刺激信号に応答する蝸牛の各領域が液胞膜状に位置付けられている。蝸牛のこの特徴に適応するため、蝸牛インプラント185は夫々が適切な刺激信号を蝸牛の特定の領域に発するよう構成され配置された電極のアレイ144を含み、各信号は受信した音声信号107の異なる周波数成分を表す。刺激ユニット120により生成される信号は蝸牛への電極アレイ144の電極に適用され、それにより聴覚神経150を刺激する。図1中では電極142はアレイ144内に配列されているが、他の配列法も可能であると理解されたい。] 図1
[0026] 典型的には、電極アレイ144は夫々が独立して刺激され得る複数の独立電極142をふくむ。当業者が知るように、低周波数音声は基底膜をその頂部において最も刺激する一方で、高周波数音声は基底膜の基部をより強く刺激する。こうして、蝸牛116の基部の近くに配置される電極アレイ144の電極142は高周波数の刺激信号を発するように用いられる一方で、頂部により近い電極はより低い周波数の刺激信号を発するように用いられる。]
[0027] ここで図5を参照すると、本発明の第1の説明的実施例に従う蝸牛インプラントを受容者に合わせて調整するための方法のフローチャート500が示されている。] 図5
[0028] ステップ510において、初期刺激プロファイルが決定され、一例では、初期刺激プロファイルが前述のように客観的に測定され、或いは蝸牛インプラントの受容者との臨床的相互作用により代替的に測定され得る。別の代替的実施例では初期刺激プロファイルは履歴調整データに従ってもよいし或いは臨床医の調整に関する専門的知識の一揃えから選択されてもよい。]
[0029] ステップ520において、複数の刺激チャネルについての代表的刺激レベルが初期刺激プロファイルから導出される。この説明的実施例では、代表的刺激レベルは刺激チャネル全体に亘って初期刺激プロファイルの値を合計しそしてチャネルの数で分割されて計算される中間刺激レベル



に関連する。この刺激レベルは従って刺激チャネル全体に亘って適用される代表的刺激レベルを反映する。別の実施例では、代表的刺激レベル予め決められたチャネルの信号レベルであってもよいし或いは代替的にチャネルの選択に関連付けられてもよい。他の実施例では、代表的刺激レベルは初期刺激レベルの最大値、最小値或いは中間値であってもよい。]
[0030] ステップ530において、調整刺激プロファイルは上述のようにこの実施例では中間刺激レベル



である代表的刺激レベルに基づいて決定される。この代表的刺激レベルそして初期刺激プロファイルの形状を修正或いは調整するために用いられる。この実施例では、初期刺激プロファイルは中間刺激レベル



に従って平らにされ或いは深められ、即ち、中間刺激レベルは初期刺激プロファイルが修正される範囲の程度を広範に決定する。]
[0031] ここで図6Aから6Dを参照すると、初期刺激プロファイルの調整は以下のステップを含む。] 図6A
[0032] 1.初期刺激プロファイル610に沿って各レベルから中間刺激レベル



を引いて標準化刺激プロファイル620を生成する(図6A及び6B参照)。] 図6A
[0033] 2.結果としての各レベルに重み付け要素Wを乗じて調整された標準化刺激プロファイル630を生成する(1より小さいWの値は標準化刺激プロファイル620を平坦化し、1より大きいWの値は標準化刺激プロファイル620を深める。)(図6C参照)。] 図6C
[0034] 3.中間刺激レベル



を調整された標準化刺激プロファイル630に加算して初期刺激プロファイル610の形状を修正して決定される調整刺激プロファイル640を結果として生成する(図6D参照)。] 図6D
[0035] 重み付け要素は主にプロファイルの中間刺激レベル



に依存する。この実施例では、簡潔な線形関数が重み付け漬要を導出するのに用いられる。例えば、以下のようである。]
[0036] 中間刺激レベル



は電流レベル(CL)単位で測定され、それはこの説明的な実施例では0から255までの範囲の標準化された単位である。Freedom(商標)蝸牛インプラントでは、μAで測定される電流(I)は以下の関係でCLに関連する。]
[0037] この実施例では、より高い中間刺激レベルはより少ない重み付けを導き、それにより平らにされて調整刺激プロファイル640を決定する初期刺激プロファイル610に帰着する(図6D)。] 図6D
[0038] ここで図7を参照すると、この調節の工程は、中間刺激レベルが増加するに伴い、より一層平らにされる調整刺激プロファイルが示されるものであってもよい。] 図7
[0039] 前記実施例では初期刺激プロファイル及び調整刺激プロファイルは同じ代表的刺激レベルを有したが、本発明は初期刺激プロファイルの代表的刺激レベルではなく別の代表的刺激レベルを有する調整刺激プロファイルを決定するためにも適用される。]
[0040] この方法では初期刺激プロファイルに関して得られたデータはたとえ調整刺激レベルがより高い或いはより低い全体としての刺激レベルであっても調整刺激プロファイルの生成の元として用いられてもよい。従って、他の実施例では最終的な或いは調整刺激プロファイルの絶対的な刺激レベルではなく初期刺激プロファイルの中間刺激レベルのような代表的刺激レベルが考慮された修正重み付け要素W‘が用いられてもよい。]
[0041] この実施例では、W‘は以下のように表される。]
[0042] 再び、調整刺激プロファイル



及び初期刺激プロファイル



の両者の中間刺激レベルはCLで測定される。]
[0043] 等式3から導き出されるように、導出された或いは調整刺激プロファイルの中間刺激レベルが初期刺激プロファイルの中間刺激レベルよりも大きいときは、1より小さな重み付け要素が適用されて初期刺激プロファイルよりも平らな調整刺激プロファイルに帰着する。もし



が初期プロファイルのそれと同じとき、1の重み付け要素が適用されて刺激プロファイル及びそれと同じ初期刺激プロファイルに帰着する。]
[0044] これらの実施例で述べられた調整或いは修正方法は初期刺激プロファイルに対する調整刺激プロファイルの中間刺激レベル



の増大に伴い刺激プロファイルをより一層平らにするよう機能する。平らにするこの工程は中間刺激レベルの増大に伴い聴覚システム内の音量の増加の加速が予想されることを考慮しておりそして初期刺激プロファイルそのものは調整刺激プロファイルの中間刺激レベルに基づいて直ちに調節されてもよい。]
[0045] 等式1及び3により夫々特定される重み付け要素W及びW‘は、受容者毎に異なるであろう音量増加を考慮するよう受容者特有に用意されており、そりにより、重み付け関数を所与の受容者の聴覚システムに合わせて適応させる。一実施例では、音量の増大は各受容者(或いは各刺激チャネル)毎に精神物理学的に測定されそしてこれら測定の結果が等式1及び3を修正するために用いられてもよい。更に、他の客観的物理的特性の測定が音量増大関数を予測するために用いられてもよい。例えば、2007年9月14日に出願され、2008年3月20日に公開された「医療インプラントの構成方法」と題するPCT出願番号PCT/AU2007/001369は音量増大を決定して受容者特有の重み付け関数を生成する機械学習システムについて記述している。]
[0046] 更なる説明的実施例では、本発明に従って蝸牛インプラントを臨床的に調整するための方法が提供される。ここで図8を参照すると、初期客観的閾値プロファイルに基づいてTレベル・プロファイルの調整を提供するための臨床的調整方法800のフローチャートが示されている。] 図8
[0047] ・ステップ810では、臨床医は前述のように適切な客観的測定システムを通じて客観的閾値プロファイルを測定することにより初期刺激プロファイルを得る。閾値はECAP、EABR、ESR閾値、等であり得る。ECAP閾値はNucleus(商標)Freedom(商標)システムを備えたAutoNRT(商標)を通じて自動的に得ることができ、AutoNRT(商標)はこの例示的臨床システムに組入れることができる。]
[0048] ・ステップ820では、臨床医は繰返して聞き取り可能な最小刺激レベルを受容者に示してもらうことによりアレイの中間の電極の単一Tレベルを測定してそれによりTレベル・プロファイルについての刺激レベルのずれを決定する。]
[0049] ・ステップ830では、全ての他の電極上のTレベルが客観的閾値プロファイルをシフトして単一の測定されたT或いは前記ステップの刺激レベルのずれを通過する、ずらされた刺激プロファイルを形成する。]
[0050] ・ステップ840では、シフトされた刺激プロファイルの中間刺激レベル



が決定され、そして、
・ステップ850では、調整Tレベル・プロファイルが次に等式1或いは3に従って初期刺激プロファイルの形状を調整することにより決定される。]
[0051] ここで図9を参照すると、初期客観的閾値プロファイルに基づいてCレベル・プロファイルの調整を提供するための臨床的調整方法900のフローチャートが示されている。] 図9
[0052] ・ステップ910では、臨床医は受容者にとって不快ではない最大の刺激レベルを決定することによりステップ820において言及したように同じ中間アレイの電極の単一のCレベルを測定しそれによりCレベル・プロファイルの刺激レベルのずれを決定する。]
[0053] ・ステップ920では、全ての他の電極のCレベルが初期刺激プロファイルをシフトすることにより決定されて前記ステップの単一の測定されたCレベルを通過する初期刺激プロファイルを形成する。]
[0054] ・ステップ930では、シフトされた刺激プロファイルの中間刺激レベル



が決定され、そして、
・ステップ940では、調整Cレベル・プロファイルが次に等式1或いは3に従って初期刺激閾値プロファイルの形状を調節することにより決定される。]
[0055] ここで図10を参照すると、初期臨床的測定Tレベル・プロファイルに基づいて調整Cレベル・プロファイルのための臨床的調整方法1000のフローチャートが示されている。] 図10
[0056] ・ステップ1010では、臨床医はTレベル・プロファイルを作り出す電極アレイに沿った複数のチャネルのTレベルを測定する。]
[0057] ・ステップ1020では、臨床医は生の音響の存在下でTレベル・プロファイルをより高い刺激レベルにシフトして初期Cレベル・プロファイルを生成する。]
[0058] ・ステップ1030及び1040では、初期Cレベル・プロファイルの中間刺激レベル



が決定されて初期Cレベル・プロファイルが等式3に従って調整Cレベル・プロファイルを生成しそして受容者は調整Cレベル・プロファイルの自らの快適レベルについての反応を提供する。もしこの反応に基づき初期Cレベル・プロファイルが修正されてこの新しい初期Cレベル・プロファイルのために中間刺激レベルがもう一度動的に計算される場合、新しい初期Cレベル・プロファイルは再度調節されて新しい調整Cレベル・プロファイルを生成する。]
[0059] 別の実施例では、Cレベル・プロファイルが臨床的に測定されてそして生の音響の存在下でより低い刺激レベルに変えられて初期Tレベル・プロファイルを生成する。同様に、初期Tレベル・プロファイルの中間刺激レベル



が決定されてそして初期Tレベル・プロファイルが等式3に従って調節されて調整Tレベル・プロファイルを生成して受容者はそして調整Tレベル・プロファイルの音を感知できるかどうかについての反応を提供する。もしこの反応に基づき初期Tレベル・プロファイルが修正されてこの新しい初期Tレベル・プロファイルのために中間刺激レベルがもう一度動的に計算される場合、新しい初期Tレベル・プロファイルは再度調節されて新しい調整Tレベル・プロファイルを生成する。]
[0060] これらの説明的実施例では、Cレベル・プロファイルは受容者についての電気刺激の最大快適レベルに関連すると同時に、同時にCレベル・プロファイルは中間快適レベルに関連し得る。当業者には明らかなように、本発明はインプラントの条件を満たして調整するために必要になり得る如何なる数の刺激プロファイルにも拡張できる。一例では、蝸牛インプラントは3つの調整刺激プロファイル、即ち、音感閾値プロファイル、中間快適レベル・プロファイル及び最大快適プロファイルの決定を要する。これらのプロファイルはそして臨床的に測定され得る初期刺激プロファイル(例えば、音感閾値、中間快適或いは最大閾値レベル・プロファイルの何れの1つ)或いは客観的に決定され得る初期刺激プロファイル(例えば客観的閾値プロファイル)に基づいて本発明に従って決定される。]
[0061] 上述のような臨床的調整方法は代表的刺激レベルのような所与の入力プロファイルを自動的に複製し、入力プロファイルの特徴的測定値を計算しそして等式1及び3のような予め決められた関係に従って入力プロファイルを修正するよう機能する付加的なモジュール或いはプロセッシング手段としての初期刺激プロファイルの客観的或いは臨床的測定を含む臨床的調節工程で既に用いられているソフトウェア・システムで典型的に実行される。]
[0062] 他の説明的な実施例では、T及び又はCレベルが本発明に従って受容者により選択された音量レベルに依拠して調節されそれにより医療インプラントの性能を調節してもよい。受容者がサウンドプロセッサの音量調節を増大或いは減少させるのに伴い、インプラントの1つ或いは複数の動作刺激プロファイル(即ち、T及びCレベル・プロファイル)が受容者の環境の知覚された刺激レベルに従って夫々平らに或いは広げられる。]
[0063] 上述の実施例を簡潔に考察すれば本発明が受容者の音量知覚の効果のような聴覚システムの特徴を考慮した精神物理学的或いは生理学的の何れの方法で測定される初期刺激プロファイルに基づいてT及びCレベル・プロファイルを迅速に生成する能力を改善することを示している。当業者には明らかなように、調節された調整刺激プロファイルによりもたらされる正確さの改善は蝸牛インプラントにより自動的に採用されそしてどのような意味でもシステムの使い易さを減ずるものではない。]
[0064] 当業者はここで述べられた説明的な実施例に関連して述べられた方法或いはアルゴリズムのステップはハードウェアにおいて直接的に、プロセッサにより実行されるソフトウェア・モジュールにおいて、或いは、これら2つの組合せにおいて、実装され得ることが理解できるであろう。ハードウェア及びソフトウェアのこの相互交換性を明確に示すため、種々の説明的なコンポーネント、ブロック、モジュール及びステップはそれらの機能を意味するものとして上述されてきた。そのような機能がハードウェア或いはソフトウェアとして実装されるかはシステム全体に課された特定の用途及び設計の制約に依る。]
[0065] 本発明の説明的実施例は前述の詳細な説明に述べられたが、本発明は開示された実施例に限定されるべきではなく、非常にたくさんの再配置、変更及び置換えが前述の発明の範囲から逸脱することなく可能である。]
权利要求:

請求項1
医療インプラントを受容者に合わせて調整する方法であり、医療インプラントは複数の刺激チャネルに亘って受容者の生理学システムを刺激するように作用し、前記方法は、複数の刺激チャネルについて初期刺激プロファイルを決定するステップ、及び初期刺激プロファイルの形状を変更することにより調整刺激プロファイルを決定するステップを備える方法。
請求項2
調整刺激プロファイルの初期刺激プロファイルの形状を変更するステップは調整刺激プロファイルの代表的刺激レベルを決定することを含む、請求項1に記載の方法。
請求項3
代表的刺激レベルを決定するステップは初期刺激プロファイルの代表的刺激レベルを考慮することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
請求項4
初期刺激プロファイルの形状を変更するステップは初期刺激プロファイルの代表的刺激レベルに対して調整刺激プロファイルの代表的刺激レベルの増加にともなって初期刺激プロファイルを平らにすることを含む、請求項3に記載の方法。
請求項5
初期刺激プロファイルの形状を変更するステップは初期刺激プロファイルの代表的刺激レベルに対して調整刺激プロファイルの代表的刺激レベルの減少にともなって初期刺激プロファイルを深めることを含む、請求項3に記載の方法。
請求項6
初期刺激プロファイルの形状を変更するステップは、調整刺激プロファイルについての刺激レベルのずれを決定すること、初期刺激プロファイルを刺激プロファイルのずれだけシフトしてシフトされた刺激プロファイルを形成すること、シフトされた刺激プロファイルの代表的刺激レベルを決定すること、シフトされた刺激プロファイルの値の夫々から代表的刺激値を引いて標準化刺激プロファイルを形成すること、標準化刺激プロファイルの値の夫々に重み付け要素を適用すること、及び、重み付けされた標準化刺激プロファイルの値の夫々に代表的刺激レベルを加えて調整刺激プロファイルを生成すること、を備える、請求項1に記載の方法。
請求項7
調整刺激プロファイルの刺激レベルのずれを決定するステップは受容者についての臨床的測定の実行を含む、請求項6に記載の方法。
請求項8
臨床的測定は複数の刺激チャネルのうちの1つのチャネル上で実行される、請求項7に記載の方法。
請求項9
調整刺激プロファイルの刺激レベルのずれを決定するステップは生理システムの客観的物理的測定の実行を含む、請求項6に記載の方法。
請求項10
重み付け要素を適用するステップは標準化された刺激プロファイルの値の夫々に調節された刺激プロファイルの代表的刺激レベルに基づいて重み付け要素を掛けることを含む、請求項6から9の何れか1つに記載の方法。
請求項11
重み付け要素を適用するステップは標準化された刺激プロファイルの値の夫々に調節された刺激プロファイルの代表的刺激レベル及び初期刺激プロファイルの代表的刺激レベルの間の相違に基づいて重み付け要素を掛けることを含む、請求項6から9の何れか1つに記載の方法。
請求項12
初期刺激プロファイル及び最終刺激プロファイルは同一の代表的刺激レベルを有する、請求項1から11の何れか1つに記載の方法。
請求項13
初期刺激プロファイルは客観的に測定されたプロファイルであり且つ最終刺激プロファイルは生理システムの閾値レベル・プロファイルである、請求項1から11の何れか1つに記載の方法。
請求項14
初期刺激プロファイルは客観的に測定されたプロファイルであり且つ最終刺激プロファイルは生理システムの快適レベル・プロファイルである、請求項1から11の何れか1つに記載の方法。
請求項15
初期刺激プロファイルは臨床的に測定された生理システムの音感閾値レベル・プロファイルであり且つ最終刺激プロファイルは生理システムの快適レベル・プロファイルである、請求項1から11の何れか1つに記載の方法。
請求項16
初期刺激プロファイルは臨床的に測定された生理システムの快適レベル・プロファイルであり且つ最終刺激プロファイルは生理システムの閾値レベル・プロファイルである、請求項1から11の何れか1つに記載の方法。
請求項17
医療インプラントの性能を調整する方法であって、前記医療インプラントは複数の刺激チャネルに亘って受容者の生理システムを刺激し且つ動作中の刺激プロファイルに従い、前記方法は、受容者の環境の代表的刺激レベルに従って動作中の刺激プロファイルの形状を調整するステップを含む、方法。
請求項18
動作中の刺激プロファイルの形状を調整するステップは代表的刺激レベルの増大に伴いプロファイルの形状を全体的に平らにすることを含む、請求項17に記載の方法。
請求項19
医療インプラントを受容者に合わせて調整するシステムであり、医療インプラントは複数の刺激チャネルに亘って受容者の生理学的システムを刺激するように作用し、前記システムは、複数の刺激チャネルについて初期刺激プロファイルを決定するための測定手段、及び、初期刺激プロファイルの形状を変更することにより調整刺激プロファイルを決定するためのプロセッシング手段、を備えるシステム。
請求項20
測定手段は客観的に測定された初期刺激プロファイルを決定するための客観的測定システム測定手段は客観的に測定された初期刺激プロファイルを決定するための客観的測定手段を含む、請求項19に記載のシステム。
請求項21
測定手段は臨床的に測定された初期刺激プロファイルを決定するための臨床的測定システムを含む、請求項19に記載のシステム。
請求項22
蝸牛インプラントを受容者に合わせて調整する方法であり、客観的音感閾値プロファイルを決定するステップ、蝸牛インプラントについての代表的音感閾値刺激値を決定するステップ、及び代表的音感閾刺激値に基づいて客観的音感閾値刺激プロファイルの形態或いは形状を変更して音感閾値レベル・プロファイルを決定するステップ、を含む方法。
請求項23
蝸牛インプラントを受容者に合わせて調整する方法であり、客観的音感閾値プロファイルを決定するステップ、蝸牛インプラントについての代表的快適刺激値を決定するステップ、及び代表的快適刺激値に基づいて客観的快適刺激プロファイルの形態或いは形状を変更して快適レベル・プロファイルを決定するステップ、を含む方法。
請求項24
蝸牛インプラントを受容者に合わせて調整する方法であり、音感閾値レベル・プロファイルを決定するステップ、蝸牛インプラントについての代表的快適刺激値を決定するステップ、及び代表的快適刺激値に基づいて音感閾値レベル・プロファイルの形態或いは形状を変更して快適レベル・プロファイルを決定するステップ、を含む方法。
請求項25
蝸牛インプラントを受容者に合わせて調整する方法であり、快適レベル・プロファイルを決定するステップ、蝸牛インプラントについての代表的音感閾値刺激値を決定するステップ、及び代表的音感閾値刺激レベルに基づいて快適レベル・プロファイルの形態或いは形状を変更して音感閾値刺激レベル・プロファイルを決定するステップ、を含む方法。
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